このタイヤまだ使える?そう思った時は替え時です。
普段の生活においてなくてはならないと言う人も多いでしょう。
一家に一台、地域によっては一人に一台という世の中ですが、車を所持している人はメンテナンスを行っていますか?
今回はその中でもタイヤについて元タイヤショップ定員がお話しします。
このタイヤまだ使える?
「このタイヤまだ使える?」そう疑問に思うということは何かしらの原因があるからではないでしょうか?
例えば
- 縁石にぶつけてタイヤに傷が付いたけどまだ使える?
- タイヤにヒビが入っているけどまだ使える?
- この溝まだ使える?
- タイヤが膨らんでるけどまだ使える?
などなど色々あるかと思います。
大丈夫です。まだ使えます。という言葉を求める気持ち、安心が欲しい気持ち、すごく分かります。タイヤって高いですからね…
ですが、車を支えているのはタイヤ4本なのです。言わばタイヤは命を預かっているも同然です。不安になったときが替え時です。
不安になりそうな例
タイヤの角にひび割れ
こちらは古くなってくるとよくある現象なのですが、比較的新しくても起きうる現象です。
タイヤはゴムなので劣化によりヒビが入ります。このような状態、まだ使えるの?破裂しない?と思う方もいるのではないでしょうか。
溝がある場合の話になりますが、この部分のひび割れはタイヤが変形していなければ使うことは出来ます。ですが、替え時です。タイヤが古い可能性が高いです。
タイヤの横にひび割れ
こちらの場合はタイヤの横にひびが入っています。先ほどの角よりも危険度は高めになります。横は構造上薄く作られています。よってバースト(破裂)する可能性があります。
タイヤの横にひびがある場合は替え時です。早急に変えましょう。
タイヤの横に傷
こちらは段差や縁石にぶつけたなど、タイヤが削れています。これは不安になります。
この例は新品でも起こりうる事ですが、替え時です。
実際、膨らんでいなければ通常走行は可能ですが、高速走行等タイヤに負荷がかかる場合は危険です。不安を抱えたまま乗っているより交換して安心しましょう。
ワイヤーが出ている
こちらは誰が見ても分かるかと思いますが、替え時です。替え時を過ぎていますので非常に危険です。
いくつか紹介しましたが変形や膨らみが見られる場合は、即交換が必要。
ひび割れ、擦りキズ程度は早めに交換。えぐれ傷は要相談。
溝が無い場合は問題外。と言ったところでしょうか。
安いタイヤでも今のタイヤよりは良い
いざタイヤを変えようと思うと想像以上にお金がかかるものです。お金に余裕がある人は車に合った良いタイヤを履きましょう。ですが、余裕があれば今の状況にはなっていないですよね?
そんな時はとにかく安い海外製のタイヤでもいいので変えた方がいいです。
今履いている、まだ使えるの?というような物よりは断然マシです。是非この機会に交換しましょう。
以上元タイヤショップ定員の個人的な意見でした。
少しでも参考にしてもらえれば幸いです。